エンゼルス選手紹介:アンドレルトン・シモンズ(28歳) メジャー随一の華麗な守備

アンドレルトン・シモンズ(28歳) ポジション:ショート(背番号2)

芸術的な守備を誇るメジャー最高のショート

カリブ海に浮かぶ、オランダ領アンティルのキュラソー島出身。同郷の先輩であり日本の楽天でもプレーしたアンドリュー・ジョーンズに憧れて野球を始めた。

進学したウエスタン・オクラホマ州立大学では投手として最速157キロを計測するほどの強肩を誇っていた。2010年のMLBドラフト2巡目(全体70位)の高い順位でアトランタ・ブレーブスに遊撃手として指名され、実質2013年よりメジャーに定着した。

2016年よりエリック・アイバーの後釜としてエンゼルスにトレードで加入した。2018年は総額5800万ドルの7年契約の5年目(平均年俸828万ドル)である。

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圧倒的な守備力
とにかくメジャー随一の華麗な守備を誇る。三遊間への深い打球が飛んだときこそシモンズの見せ場である。深い位置で捕球して矢のような送球を一塁へ送る。また不完全な体勢からも早く、正確な送球を送ることができる。

過去5年間のDRS(*)はメジャー全選手中ダントツの+120.9点である。2位がSFジャイアンツのブランドン・クロフォード(同じくショート)の+76なので、シモンズの凄まじさがよくわかる。

(*)DRS (Defensive Runs Saved)
平均的な選手を0点とし、その選手に比して守備で何点失点を防いだかを示す指標。例えばあるシーズンのDRSが+5であると、その選手が平均的野手と比べてシーズンで5点防いだということになる。逆に-5ならば、平均的野手と比べて5点余計に与えたということになる。

シモンズはゴールドグラブ賞をショートで3度受賞しているが、この賞はコーチや選手の投票で行われるため、打撃を含めた存在感や印象度などで左右されることが多く、本当に守備の上手さを評価しているとは言い難い。一方、純粋なデータに基づいて、セイバーメトリクスの専門家の投票で選ばれるフィールディング・バイブル賞をシモンズは2013年より5年連続で受賞中である。

エンゼルスでは芸術的な守備で失点を防ぐとともに、打撃でも進歩を見せ、2017年は多くのキャリアハイの数字を記録した(安打数164本、二塁打38本、打点69、得点77、盗塁19、四球47、長打率.421、OPS .752)。このまま打撃成績が伸びれば、実にお買い得な選手となる。

WBCの常連
WBCに出場するとシーズンの調整が狂うという理由で出場を辞退する選手も多いが、シモンズは「WBCに出た方が調子もいいし、祖国代表でプレーしたい」と言い、招集があった13年と17年の過去2回ともオランダ代表として出場している。

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趣味は料理。なおオランダ語、スペイン語、英語、フランス語、パピアメント語の5ヶ国語を話すことができるらしい。

今シーズン、エンゼルスの試合を見に行ったら、大谷選手だけでなく、シモンズの華麗な守備にも是非注目してほしい。

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