
1番大谷が初球を打って、先頭打者ホームラン!出そうな雰囲気はあったがやっと片目が開いたよ。
魔術師マドンの奇策?いや愚策では?
しかしこの試合は4回裏にアッと驚く展開を見せる。2対3と逆転されさらに1死満塁という大ピンチの場面でマドン監督はシーガーを申告敬遠したのだ!負けていて満塁で敬遠?自分も目を疑った。現地実況アナも思わず「え? どういうこと? 満塁だよ?」と唖然としていた。それにシーガーってそこまで凄い打者か?
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ちなみ近代メジャーで満塁敬遠は3度目のことらしいが、最初は1998年にバリー・ボンズが、そして2度目は14年前に当時レイズの監督だったマドンがレンジャースの主砲ジョシュ・ハミルトンに対して行って以来だという。ただし状況は今日のエンゼルスとは全く異なり、ハミルトンのケースなど4点勝っている9回2死満塁で何が何でも本塁打だけは打たれたくないから敬遠というのは理解できる。バリー・ボンズの時も9回2死で同様だった。それに二人ともハンパなく打ちまくっていた時だったので作戦としては納得できる。
141年振りの珍事
しかし今回は2対3と負けている状況だ。負けていて満塁敬遠はメジャーでも141年振りだという。マドン監督によると長打で大量得点を取られるのがイヤだったとか。シーガーがホームランを打つとわかってたのかね?マドンは超能力者?
ボンズとハミルトンのケースは1点は献上したものの次のバッターを抑えて無事勝利した。ところが今日のエンゼルスは犠牲フライ、さらにボークで敬遠押し出しも入れて3点を取られてしまった。満塁ホームラン打たれるとのさほどの違いはなく、この時点では満塁敬遠は誰もが大失敗だと思った。
迷采配のマドンを救った大谷の2本目
しかし野球はわからないものだ。満塁敬遠の奇策にエンゼルスの選手に火がついたのか、続く5回の表にスズキのソロに続いて、大谷がこの試合2本目の特大アーチをライトへ叩き込み1点差。さらにウォルシュのタイムリー、マーシュの犠牲フライでこの回5点で7対6と一気に逆転してしまった。
逃げ切りにかかるエンゼルスはループ、テペラ、イグレシアスとつないでレンジャースに逆転勝ち。勝率を再び5割に戻した。
それにしても大谷の2発目は飛距離も大きかったが、1点差に迫ってチームに「よし、まだイケる」と思わせる価値ある一発だった。仮に今日負けていたらマドンの満塁敬遠策は大批判に晒されただろうし、下手すればチームは空中分解しかねないほどの大ピンチだった。マドンは大谷に感謝すべきだな。
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