
ホーム最終戦である。日曜日のデーゲームは暑くて人気がないのだが、大谷先発で曇り空で涼しく、今日は想像していたよりも観客は多かった。
大谷の投球練習を見るためブルペンへ
今日は大谷のブルペン投球を見ようと試合開始の1時間半前にはゲートに並んでほぼ一番で入場。そのままレフト後方のブルペンへ直行した。エンゼルスタジアムでは試合開始直前までは誰でもブルペン横のエリアへ入る事を許してくれる。おかげでブルペンを見るには絶好の場所を確保した。
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とにかく大谷が先発の日はブルペン席は黒山の人だかりで、みるみるうちに二重、三重の人垣ができてしまった。来年以降大谷のブルペンを見に行く時は私のように開門前にゲートに並んで真っ先に入場する事をおすすめする。

大谷がダッグアウトからグラウンドに現れたのは試合開始40分前。外野で何種類かの重さの異なるボールを壁に投げるルーティンをこなした後、試合開始20分前くらいにブルペンに入った。

圧倒的な存在感。バランスの取れた投球フォーム。キャッチャーミットを叩くボールの高い音。しばし見とれてしまった。今日はこれだけでも1時間半待った甲斐があった。
こちらはスロー再生
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大谷は20球ほどを10分くらかけて投球練習。その後国歌斉唱になると帽子を取って手を胸に当て、よく見るとちゃんと国歌を口ずさんでいた。
貴重な大谷選手の国歌斉唱シーン
大谷は最後にボールを1球スタンドに投げ入れてグラウンドに戻っていった。すると係員が自分の席に戻るように告げ、私もここでブルペン席はお役御免でスタンドに戻った。
今日もリアル二刀流の大谷
大谷は今日も調子は良さそうに見えマリナーズ打線をゼロに抑え込んでいった。打線も2回にカート・スズキのホームランで1点先制。ここまでは良い感じだった。しかしマリナーズ先発ゴンザレスの前に凡退を重ねるエンゼルス打線。その後は全くヒットが打てない。粘ろうとか、チームバッテングしようとかそういうバッターがいない。大した成績もあげていないのに振り回しているだけ。
しかもメイフィールド、マーシュ、スズキらの拙い守備も続き、得点は与えないものの大谷の球数は増えていく。球数的には6回で降板かと思われた大谷だが、100球を超えて7回も登板。しかし同点の一発を浴び、勝ち投手の権利を失った。
そして毎度おなじみのブルペン崩壊、「なおエ(ンゼルスは敗れた)」で終了
8回大谷がついに下がり出てきたのはキハダ。2020年にマーリンズをDFAされたのを拾って獲得した25歳の左腕だが、まるで結果を出せていないし、太った身体からは節制に努めているように見えない。もう見限ってしかるべき投手。そんなお払い箱寸前の投手をなぜここで起用する?大谷の力投に応えようとする選手交代にはとても見えない。そんなことだから試合後のインタビューで大谷から最後通牒のようなコメントを出されるんだよ(このインタビューについては別掲に譲りたい)。
恐れていたとおり、キハダは先頭にツーベース、さらに内野安打であっという間に1死1、3塁の大ピンチを招いて交代。予想が当たりすぎてため息しか出ない。その後引き継いだウォーレンがヒット、ウォルシュのエラーの後、満塁で走者一掃のツーベースを浴びてここで敗戦が決まった。大谷が2時間以上かけて21個のアウトを奪った力投が、ブルペンが時間にして10分、アウト1つ取る間に4失点して無駄になってしまった。
マドンよ、なぜ最初からウォーレンで行かない?なぜポンコツキハダを挟む必要がある?チームを再建する気があるのか?
再建する気が見えないマドン采配
これでエンゼルスは82敗目となり、今シーズンの負け越しが決まった。勝ち越しがないのは6年連続だ。チームにてこ入れ、再建、若手育成が必要なのは明確なのにどうも選手起用がチグハグだ。キハダのようなお払い箱寸前の投手を投げさせるし、ホセ・イグレシアスを切ったが、同様にメイフィールド、ゴセリン、ラガレス、スズキなども再契約の見込みが薄いベテランたちだ。それを起用し続ける意味がわからない。マイナーにもろくな選手がいないのは承知だが、それでも先のないベテランを起用するよりは若手を出す方が再建チームとしては筋が通っている。
せっかくの大谷の力投が消え、何とも空っぽな気持ちで帰路についた。
しかしこれで今年のエンゼルスの試合も大谷も見納めだ。しばらくは大谷ロスになりそうだ。来年できることならプレーオフの舞台で大谷を見たい。エンゼルスはオフにどのような再建策を取ってくれるだろうか?
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