Red Hot Angels!
英語で絶好調のことをRed Hotと言う。
現地4月13日、ロイヤルズとの4連戦の第2戦、大谷は打順が一つ上がって7番DHで出場。打順を上げるなら代わりにやや不調のカルフーンを下げるかと思ったのだが、ソーシアは絶好調のシモンズを8番に下げた。このあたりの意図はよくわからない。ただ今後も大谷は主軸にケガでも出ない限り、打順は上げても6番くらいまでではないだろうか。主軸を打つ能力は十分あるが、先発登板前後で出場できない日のマイナスの影響が大きすぎる。
エンゼルスの先発は開幕直後から肘の違和感でDL入りしていた左腕ヒーニー。ようやく開幕である。シューメーカーの復帰が見通せず、JCラミレスはシーズン絶望とあって、ヒーニーの復帰は大きい。
スポンサーリンク

2回、大谷は内角高めの球をうまく流し打ってレフト線へのツーベース。ロイヤルズはかなり極端な守備シフトを敷くチームで、大谷には思い切り右に寄り、三遊間には三塁手がいるだけだ。大谷は流し打ちも巧いので、時には流し打ちも見せてやれば、あまり極端なシフトを取らなくなり、1ー2塁間も抜きやすくなるのではないだろうか。
3回、プホルスがレフトへツーランを放ち先制。以前ほどの距離は出なくなっているが、それでも狙い打った時は軽くスタンドへ持っていく力はまだある。プホルスは7回にも2死から貴重なタイムリーで1点差に追いつく。ここまで一人で3打点だ。
一方、ロイヤルズは4回にエンゼルスの拙い守備から3点を挙げて逆転する。シモンズとレフトのアップトンが交錯してフライを捕れず、さらにシモンズのホームへの悪送球も重なって2死から2失点。この時ピッチャーのヒーニーは見事にバックホームのカバーをサボっていた。
大谷の2打席目は見逃し三振。これは相手の配球がよかった。そして3打席目は変則左腕からセカンドゴロ。しかしこのゴロも難しい低めの球をよく弾き返したと思う。
そして1点を追う8回表、無死1塁で回ってきた大谷は真ん中低めのこれまた難しい変化球を見事にミートしてセンターへクリーンヒット。この打席も大谷の巧さが光った。バットコントロールも一流だと思う。このヒットでチャンスを広げると、シモンズが初球をきれいに送りバントを決めて、1死2、3塁と一打逆転のチャンス。エンゼルスは代打バルブエナを送る。バルブエナはセンター右へタイムリー。ややスタートが遅れた大谷は3塁どまりだったが、続くキンスラーの犠牲フライで勝ち越しのホームを踏んだ。
スポンサーリンク
逆転したエンゼルスはベドローシアンがリリーフ。1死から右中間へライナーを打たれるもトラウトがダイビングキャッチのナイスプレー。打つ方は今ひとつのトラウトだったが今日は守備で貢献した。
9回はクローザーのミドルトン。先頭バッターにヒットを許すも、次の打者をきれいなゲッツーに討ち取る。あっさり終わるかと思いきや、二死から四球でロイヤルズの主砲ムスタカスを迎える。いやな雰囲気があったが、なんとここで1塁走者がイチかバチかの盗塁を決行。マルドナドに代わって8回から守備についていたベテランのリベラがベース上への完璧な送球で間一髪アウトにする。ロイヤルズはチャレンジするかと思ったがギブアップ。打席で逆転打を打つ気満々だったムスタカスのむっとした表情が印象的だった。こんな負け方はチームの雰囲気悪くなるね。
エンゼルスで良かったのは大谷はもちろんだが、3安打、2盗塁、決勝の犠牲フライを打ったキンスラー。DLから出てきて獅子奮迅の働きだ。プホルスもツーラン含む2安打3打点。代打で同点打を打ったバルブエナもいい仕事をした。
投手陣はヒーニーは守備の乱れで4点を失ったが(5.0回、自責点3)、復帰戦にしてはまずまずだろう。しかし大事をとったのだろうが、またもや先発は5回しか投げられなかった。リリーフ陣は無失点だったので良しとすべきだろう。
ESPNのニュースで言っていたが、ここまで大谷が投手か打者で出た10試合は9勝1敗で、総得失点差はプラス45と圧倒的な存在感を放っている。一方、大谷が出ていない5試合は3勝2敗で、総得失点差はわずかにプラス1である。大谷効果はとてつもなく大きいということがデータでも証明されている。

絶好調のエンゼルスは12勝3敗で早くも貯金2桁に王手だ。ここ数年の勝率5割前後をウロウロしてなかなか貯金が出来なかったシーズンを思うと実に感慨深い。
行け行け、Red Hot Angels!
スポンサーリンク
