大谷選手がいきなりのア・リーグ週間MVPを獲得、そしてチームは4カード連続勝ち越し、9勝2敗と開幕ダッシュに成功した。エンゼルスが開幕12試合で9勝したのは1982年以来、なんと36年ぶりのことらしい。現在、同じく9勝2敗の優勝候補アストロズをピタッと追走している。
絶好調の攻撃陣
特に打撃陣の好調ぶりが目立つ。チームの打撃成績を見ると、79得点、128安打、20本塁打はなんとメジャートップの成績だ。ここ数年、勝ったり負けたりの成績が続き、トラウト以外は目立った成績を上げるバッターもおらず寂しい思いをしてきた。そこへ大谷選手が加入して新風を吹き込んだようだ。
大谷効果なのか近年低迷が目立ったプホルスまでも久しぶりにいい打撃をしている。一時打率が2割を切っていたトラウトもここ3試合で2ホーマーとようやくエンジンがかかってきたようだ。
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またエプラーGMになってから補強したシモンズ、アップトン、コザート、マルドナドらが良い働きをしている。特に大谷を含む下位打線が当たっているのが好調の要因だろう。
エンゼルス・主要野手陣の打撃成績
| 打数 | 安打 | 打率 | 本塁打 | 打点 | OPS | |
| コザート | 54 | 14 | .259 | 2 | 5 | .773 |
| トラウト | 49 | 11 | .245 | 4 | 9 | .902 |
| アップトン | 45 | 12 | .267 | 3 | 10 | .879 |
| プホルス | 52 | 15 | .288 | 2 | 6 | .757 |
| カルフーン | 46 | 10 | .217 | 1 | 5 | .576 |
| シモンズ | 52 | 19 | .365 | 1 | 8 | .839 |
| バルブエナ | 44 | 11 | .250 | 2 | 6 | .707 |
| 大谷 | 19 | 7 | .368 | 3 | 7 | 1.242 |
| マルドナド | 31 | 10 | .323 | 0 | 6 | .804 |
不安を抱える投手陣
一方で、投手陣は不安だらけだ。先発6人ローテーションを打ち出していたが、早くもラミレス、シューメーカー、ヒーニーの3人が故障者リスト入り。
ヒーニーは来週にも戻ってきそうだが、ラミレスはおそらくトミー・ジョン手術でシーズン終了、シューメーカーは復帰未定である。コマが足りなくなり緊急先発させたブリッドウェルはメッタ打ちで2回持たずマイナーへ逆戻り。6人どころか4人揃えられるのか?
エンゼルス、先発投手陣の成績
| イニング | 勝利 | 敗戦 | 自責点 | 防御率 | 奪三振 | 与四球 | 被打率 | |
| スカッグス | 16.0 | 2 | 0 | 3 | 1.69 | 17 | 6 | .213 |
| リチャーズ | 15.0 | 1 | 0 | 7 | 4.20 | 19 | 12 | .211 |
| 大谷 | 13.0 | 2 | 0 | 3 | 2.02 | 18 | 2 | .093 |
| JC・ラミレス | 6.2 | 0 | 2 | 7 | 9.45 | 4 | 7 | .269 |
| シューメーカー | 5.2 | 1 | 0 | 3 | 4.76 | 4 | 4 | .200 |
| ブリッドウェル | 1.2 | 0 | 0 | 6 | 32.4 | 0 | 0 | .636 |
| ヒーニー | DL入り |
早くも酷使の気配があるブルペン
ブルペンでは、今のところパーカー、ベドローシアンを除けば皆良い成績を上げている。しかし、ここまで12試合で先発が7回投げきったのは大谷の1回のみ。6回を投げきれなかった試合が9試合もある。すると必然的にブルペン陣の登板が多くなり、このままでは早々とパンクしてしまいそうだ。
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エンゼルス、ブルペン投手陣の成績
| イニング | 試合数 | 自責点 | 防御率 | 被打率 | |
| バード | 8.1 | 5 | 1 | 1.08 | .138 |
| ジョンソン | 7.1 | 6 | 2 | 2.45 | .120 |
| ウッド | 6.2 | 7 | 0 | 0.00 | .105 |
| N・ラミレス | 6.1 | 6 | 2 | 2.84 | .269 |
| ミドルトン | 6.0 | 5 | 0 | 0.00 | .105 |
| バーカー | 5.2 | 6 | 4 | 6.35 | .273 |
| アルバレス | 5.0 | 6 | 0 | 0.00 | .118 |
| ベドローシアン | 4.2 | 6 | 4 | 7.71 | .381 |
強豪との対戦が続く4月後半
明日までレンジャースと試合、その後カンザスシティ・ロイヤルズとアウェイで3試合。今度はホームに戻ってきて、レッドソックス、ジャイアンツ、アストロズ(アウェイ)、ヤンキースと強豪との対戦が控えている。果たしてエンゼルスの勢いは本物なのか、4月後半は見ものである。
なお、4月29日(日)のヤンキースとの対戦はESPNサンデーナイト・ベースボール。日曜の夜、全米で唯一行われる試合で、ESPNで全国中継の試合となる。また全米で注目度が上がる!
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