注目の開幕戦。それにしても木曜日のデーゲームが開幕戦とは・・・元々人気がないのに、これでは開幕戦もスタンドガラガラだ。結局、発表によるとこの日の入場者は27764人で、これは球場改装のため臨時にラスベガスで開催された1996年を除き、1980年以来最低の数字だった。・・・・A’sはいったいどういうスケジュール編成なのか?
A’sの本拠地オークランド・コロシアムはアメフトのレイダースと共用で、一部のスタンドを移動させて野球用にする。そのため球場の形がいびつで、内野のファウルエリアが異様に広く、他の球場ならスタンド入りで打ち直しのファウルフライがことごとくアウトになってしまう極端に投手有利の球場である。しかも大きなフットボール選手が走り回った後のグラウンドはデコボコだらけで(特に外野)、選手にとってはありがたくない球場だ。A’sは長年、シリコンバレー辺りに本拠地移転と球場新設を模索しているが、テリトリーがカブるサンフランシスコ・ジャイアンツの強硬な反対で実現していない。
さて、開幕戦8番DHで出場した大谷は最初の打席、初球をいきなりライト前ヒット。日本では「おめでとう」一色の浮かれた記事が多いが、個人の成績はチームの勝敗をもって語られるもの。敗戦した以上、5打数1安打という結果は打者として通用するか、評価保留という程度のものでしかないだろう。内容もゴロが多くまだまだ。もっと打球が上がって欲しいところだ。
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エンゼルスは序盤に4点をリードして主導権を得たかに見えたが、5回にリチャーズがホームラン2本であっさり同点に追いつかれる。6回プホルスのソロで勝ち越すも、7回ベドローシアンがこれまたあっさり追いつかれる。7回以降はなかなかランナーが出せずチャンスを作れないエンゼルス。一方、A’sは11回1死から3塁打。ここでエンゼルスは外野2人という変則守備を敷いたが、これが裏目で誰もいないセンターに打ち上げられサヨナラ負け。勝ちゲームを落としたという後味の悪い試合だった。
敗因を上げるとすれば
- 大事なところで相手の主砲デービスに3ランを浴びたリチャーズ
フォアボール2つで塁を埋めたあと、三振かホームランというデービスに一発を喰らってしまった。ホームランだけは避けなくてはいけない場面だった。続くオルソンにも2球目をライトスタンドへ運ばれる。わずか3球で4点のリードが霧散した。大事なところでコントロールが甘かった。エース復活と言うにはまだ遠い。 - 二人合わせて11打数ノーヒット、トラウト&アップトン
トラウトが6タコ、アップトンが5タコ。トラウトは6回以上打席に立ってノーヒットだったのはキャリア初。主軸の二人がここまで完璧に抑えられては勝ち目は薄い。ここで打線が完全に分断されてしまった。アップトンは延長11回の守備で打球をグラブに当てながらキャッチできず3塁打にしてしまう。せめて2塁打で止めていたら結果は違ったかもしれない。 - リードした後すぐに打たれたベドローシアン
4対4に追いつかれた後、6回にプホルスのホームランで1点勝ち越す。しかし、7回の裏に登板したベドローシアンは1死しか取れずヒット3本であっさり同点に追いつかれてしまう。結果としては継投失敗だった。中継ぎが1イニングを抑えられないと苦しい。
次に打席に立つのは4月3日(火)?
第2戦はナイトゲームとなる。相手は左腕のマネイアと予想されている。ソーシア監督は左腕対左バッターを好まないオールドスクール・タイプの監督なので、大谷をDHでは起用しないかもしれない。日曜日は投手として先発なので、前後の試合の出場もない。とすれば次に打席に立てるのは火曜日まで待たなくてはならない。
とにかく出された試合には多くのヒットを打って信頼を確保しないと、左投手の時は使わない、登板の前後は使わない、となって今後はあまり打席をもらえない可能性もある。残念ながら長年エンゼルスを見ているとわかるが、マイク・ソーシアという監督は若手を辛抱強く起用して成長を待つというタイプではない。とりあえず使うが、結果が出ないとなるとベテランへ回帰して、若手の出場機会は限定され、いつまでたっても選手が育たないということが多い監督なのだ。「有望」止まりで消えていった若手野手の何と多いことか。
次回はせめて2本ヒット打って、打者として使えるという評価を確固たるものとして欲しい。
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