現地2月16日、地元紙LA Timesは大谷の初ブルペンの様子を伝えたが、ピッチングはまだまだ調整段階で、本人も満足できていない。一方で続けて行われたバッティング練習では特大の一発、反対方向へのラインドライブなど、オーナー、GM、監督らをうならせた。ソーシアは投手として主に考えていると語っていたが、栗山監督が言うように、彼の実際の打撃を目にすれば、考え方が180度変わるという可能性もあるだろう。もしかしたら、今頃ソーシアは「あのバッティングじゃ、毎日打たせたいよ」などと監督室で新しい悩みを抱えているかもしれない。
また、投手6人制については監督はそれを言明したが、GMはまだ流動的と語り、内部でも意見の違いが残っているようだ。日本語訳を紹介したい。
Ohtani’s Bullpen Session Impressed Angels
(オータニのブルペンでの投球はエンゼルスをうならせた)
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オータニはまだ全力で投げていない。平均98マイル、最高速102マイルに達するという速球にはまだまだ遠い。カーブは何球かはワンバウンドしてキャッチャーが後逸した。
オータニは新チームでの最初の公式なブルペン練習後に「満足していない。まだキャンプの初期段階だし、ピークにはまだまだだ」と語った。
全く問題ではない。オーナーのモレノ、ビリー・エプラーGM、マイク・ソーシア監督、チャールズ・ナギー投手コーチ、客員インストラクターのチャック・フィンリー氏らが見つめる前で、オータニは2イニングの投球を想定した35球を投げ、彼らを強く印象づけた。
マーティン・マルドナド捕手「最初のブルペンじゃないか。まだああだ、こうだ言うべきじゃない。でもボールの軌道、バックスピン、とても良かった。全般的にはちゃんとコントロールできていた。カーブ、スライダー、スプリットとも良いキレだった。最後の方はストライクゾーンに来ていた」
日本からアメリカに来た投手はメジャーの使用球に四苦八苦する時が多い。日本で使っていたボールよりも滑りやすいらしい。オータニはまだボールへの適応の初期段階にある。
オータニ「ボールに適応するのは簡単じゃない。実際のゲームで、本気の打者に投げてみないと、確かなことは言えない」
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ブルペンでの練習が終わった後、今度はバッティング練習に参加し、力強い左打席でのスイングを見せた。打球のいくつかはライトフェンスを遙かに超え、左中間へのライナーもあった。100年前のベーブ・ルース以来の、初めての強力な二刀流をやろうとしている。
ソーシア監督「バッティング練習で、反対方向への打球が出るのは良い兆候だ。反対方向へ強い打球を打てるバッターは打ち取るのが大変なんだ。彼はその能力を備えていて、タフな打者になりそうだ。実際の練習で見せてくれたが、彼の才能はすごい。彼のビデオを何時間も見ていたから、その能力があるのはわかっていたけどね」
エプラーGM「エンゼルスはオータニの全てのスイングをシーズン中ずっと記録する予定だ。それを彼の負荷管理にも役立てたい。マウンドに上がる日はバッティング練習はしないだろう。毎朝、主観的、客観的に記録チェックが行われ、特定の日に今日は何をやるのかが決まるだろう。彼が不満なく過ごすことが重要だ。だから彼が何を望み、全体の負荷がどのレベルか認識すべきだろう。
ソーシアが火曜日に、オータニが日本でやっていた1週間に1度の登板スケジュールを続けられるように、6人制ローテーションを組むとアナウンスしたが、エプラーGMは先発ローテーションについてはまだ流動的だと言った。
エプラー「スプリング・トレーニング、シーズン中を通じて、ピッチャーによっては通常の中4日で投げるかもしれない。人によっては中5日になるかもしれない。先発投手にケガ人が出ると調整も必要だろう。投手6人制に向かって体制を整えてはいるが、究極的には日程と人操りでどうするかが決まってくる。この件については柔軟性を保つこと、そしてピッチャーやスタッフ、コーチ陣がコミュニケーションを取ることがとても重要だ。」
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